知る人ぞ知る!淡路島の隠れ家スポット
淡路島には、主要な観光ルートから少し外れた場所に、ひっそりと佇む魅力的な「隠れ家」が存在します。訪れる人に特別な時間を提供してくれる、そんなとっておきの場所をご紹介します。
1.絶品手打ちそば「淡路翁」

淡路島の原風景が広がるのどかな農村に、ひっそりと佇む蕎麦の名店「淡路翁」。ナビによっては少々たどり着きにくい場所にあるようですが、近くに看板が立っているのでご安心ください。店主は、蕎麦界の重鎮である高橋名人のお弟子さんで、「翁」の称号を冠することを許された方。淡路島と言えば海鮮なんですがどうしても蕎麦好きとしては入れたいお店です。
風情あるロケーションと落ち着いた店内
店内は、黒を基調としたシックな壁が印象的な落ち着いた空間。大きなテーブル席と、窓から淡路島の美しい原風景を望める4人掛けのテーブル席が2つあります。BGMは一切なく、聞こえてくるのは蕎麦をすする音だけ。その静けさが、蕎麦を味わうことに集中させてくれます。全国の蕎麦を食べ歩いていますが今までの蕎麦ではベスト5には入ります。
こだわりの蕎麦とシンプルなメニュー
メニューは驚くほどシンプルです。
- ざるそば:800円
- おろしそば:1,000円
- 鴨せいろ:1,400円
- 田舎そば:800円(金・土曜限定)
- 替え玉は200円引き
- 週末は各蕎麦100円増し
暖かい蕎麦はなく、冷たい蕎麦へのこだわりが感じられます。
珠玉の二種蕎麦を堪能
田舎そばは、見るからに色が濃く、太めでしっかりとした噛み応えのある蕎麦。蕎麦本来の風味と香りが口いっぱいに広がる、まさに「田舎」の力強さを感じる逸品です。一方のざるそばは、一見するとシンプルな蕎麦ですが、その味わいは格別でした。いわゆる「翁系」の蕎麦とはまた異なる雰囲気で、私が大好きな京都のミシュラン掲載店「おがわ」さんの蕎麦に似た繊細さがあります。個人的な好きな蕎麦である京都の「おがわ」さんの蕎麦に匹敵する美味しさで、感動しました。
店舗情報
- 住所 兵庫県淡路市小田1157
- アクセス 神戸鳴門淡路自動車道 東浦インターから約15分
北淡インターから約15分 - 電話 0799-70-4201
- 営業時間 11:00~14:00
- 定休日 曜日(祝日は営業)
- 備考 各種キャッシュレス可
- ホームページ 公式サイト
- 営業時間や定休日などは変更になる場合があります。行く前にお店に電話やSNSで確認することをお勧めします。
2. 玉ねぎ倉庫跡地 志知カフェ (Onion Warehouse Ruins Shichi Cafe)
「玉ねぎ倉庫跡地 志知カフェ」は、かつて玉ねぎ倉庫として使われていた空間をリノベーションした、ユニークなカフェです 。天井が高く広々とした空間は、開放感に溢れ、おひとり様からカップル、お子様連れのファミリーまで、誰もがゆったりとくつろげる場所となっています 。自家栽培の淡路島玉ねぎを大量に使用したこだわりの淡路島バーガーや、淡路島カレー、ローストビーフ、ロコモコ、タコライスなど、淡路島産のものを使用して作られた豊富なメニューが魅力です 。
かつて玉ねぎ倉庫として使われていた空間をリノベーションした『志知カフェ』は、その高い天井と広々とした造りが、都会の喧騒を忘れさせる開放的な雰囲気を作り出しています。このようなユニークな空間は、ただ食事をするだけでなく、その場の歴史や物語を感じさせる特別な体験を提供します。特に、多くの飲食店がランチタイムを終える14時以降も食事が楽しめるという点は、ドライブ中に時間を気にせず、ゆったりと食事をしたい旅行者にとって非常に便利なサービスであり、隠れたニーズに応えるものです 。自家栽培の淡路島玉ねぎをふんだんに使ったメニューは、まさに地元の恵みを存分に味わえる逸品であり、淡路島ならではの食文化を深く体験できるでしょう。甘党には嬉しい揚げワッフルやパフェ、かき氷などのデザートも充実しています 。
店舗情報
- 住所: 〒656-0436 兵庫県南あわじ市八木新庄447-1
- アクセス: 情報なし (提供された資料にICからのアクセスは記載なし)
- 電話: 0799-53-6980
- 営業時間: 11:00~17:00 (16:00ラストオーダー)
- 定休日: 不定休
- 備考: 玉ねぎ倉庫を改装した開放的な空間。自家栽培淡路島玉ねぎ使用のバーガーやカレーが人気。14時以降もランチオーダー可。デザートも豊富 。 QRコード決済可
- ホームページ: https://www.shichicafe.com/
3. 「農家レストラン陽・燦燦」茅葺き屋根の古民家がいい感じ

「農家レストラン陽・燦燦」は、ランチタイムには賑わいを見せる人気店ですが、カフェタイムもおすすめです 。あわじ花さじきのそばの山の上にある古民家のような趣の店内で、ゆったりとした時間を過ごせる隠れ家カフェです 。新鮮なお野菜を使ったランチメニューが人気ですが、スイーツも充実しています 。
『あわじ花さじき』の近く、山の中腹にひっそりと佇む『農家レストラン陽・燦燦』は、古民家を改装した趣のある空間が、訪れる人々に心安らぐ時間を提供します 。都会の喧騒から離れた隠れ家のような立地は、日頃の疲れを癒し、ゆったりと過ごしたい旅行者に最適です。新鮮な地元野菜をふんだんに使ったランチメニューは、その季節ごとの旬の味覚を堪能できるだけでなく、健康志向の旅行者にも喜ばれるでしょう。特に、スコップに乗って提供されるティラミスは、そのユニークな見た目と味わいで、旅の思い出に彩りを加えること間違いなしです 。
店舗情報
- 住所: 兵庫県淡路市野島常盤字源八1510-4
- アクセス: 無料周遊シャトルバス利用可
- 電話: 0799-70-9082
- 営業時間: 11:00~18:00 (L.O. 17:00)
- 定休日: 水曜日
- 備考: あわじ花さじき近くの山中にある古民家風カフェ。新鮮野菜のランチが人気。スコップに乗ったティラミスなどユニークなスイーツも 。
- ホームページ: https://www.awaji-nlr.com/harusansan
4. 「ふくカフェ (Fuku Cafe)」築100年の古民家カフェ
「ふくカフェ」は、淡路島で初めて古民家をカフェにしたお店であると言われています 。SLOW & RELAXをコンセプトに、癒しを大切にしているのが特徴です 。珈琲は自家焙煎で香り高い上級種の豆だけを使用し、SWEETSも自家製ベリーベリーワッフルなど種類豊富です 。
淡路島で初めて古民家をカフェとして再生したとされる『ふくカフェ』は、その先駆的な存在感が魅力です。『SLOW & RELAX』をコンセプトに掲げるこのカフェは、都会の喧騒から離れ、穏やかな時間を過ごしたいと願う旅行者の心に深く響くでしょう 。自家焙煎の香り高い上級種の豆を使ったコーヒーや、ボリューム満点の自家製ワッフルなど、一つ一つのメニューに込められたこだわりは、訪れる人々に質の高い癒しの体験を提供します 。山間にひっそりと佇む立地は、まさに隠れ家と呼ぶにふさわしく、日常を忘れさせる特別な空間を演出しています 。
店舗情報
- 住所: 〒656-0152 兵庫県南あわじ市倭文長田224
- アクセス:
- 車: 神戸淡路鳴門自動車道 洲本ICより車で約12~15分
- バス: 洲本バスセンターから淡路交通・長田線「長田」停留所下車、徒歩約5分 (本数少ないため要時刻確認)
- 電話: 0799-53-6170
- 営業時間: 10:00~18:00 (L.O. 17:30)
- 定休日: 木曜日、第2・第4金曜日
- 備考: 淡路島初の古民家カフェ。「SLOW & RELAX」がコンセプト。自家焙煎コーヒー、自家製ワッフル、淡路島カレーなども提供。駐車場あり(無料、約15台) 。
- ホームページ: https://fuku-cafe.net/
5. 青海波 古酒の舎 (Seikaiha Koshu no Ya)
「青海波 古酒の舎」は、日本酒のヴィンテージが楽しめるカフェバーという、一風変わった隠れ家です 。カフェタイムには2階のバーカウンターで海を見ながらお茶ができる、まさに隠れ家カフェ 。元有名ホテルのバーテンダーだったオーナーによる本格カクテルが楽しめる一方、ノンアルコールドリンクも充実しており、特にノンアルコールのモヒートは本格的な味わいで人気です 。
『青海波 古酒の舎』は、日本酒のヴィンテージが楽しめるという点で、他のカフェとは一線を画すユニークな存在です 。2階のバーカウンターから海を眺めながら、本格的なカクテルや、元有名ホテルのバーテンダーが手掛けるノンアルコールドリンクを味わう時間は、大人向けの洗練された隠れ家体験を提供します 。昼間からアルコールを楽しむもよし、本格的なノンアルコールモヒートで景色を楽しむもよし、多様な楽しみ方ができるため、特別な時間を過ごしたい旅行者にとって魅力的な選択肢となるでしょう 。
店舗情報
- 住所: 兵庫県淡路市野島大川70
- アクセス: 無料周遊シャトルバス利用可
- 電話: 0799-70-9111
- 営業時間: 12:00~21:00
- 定休日: 木曜日
- 備考: 日本酒のヴィンテージが楽しめるカフェバー。2階バーカウンターから海が見える。本格カクテルやノンアルコールドリンクが充実。駐車場あり(有料、3000円以上利用で返金あり) 。
- ホームページ: https://awaji-seikaiha.com/kosyunoya/
6. 「浮世離れのSHIMADOROBO」淡路島の海鮮や牛肉にこだわり抜いた非日常空間が最大の魅力
「浮世離れの島ドロボー」と称されるこの店は、淡路島の海鮮や牛肉にこだわり抜いた非日常空間が最大の魅力です 。コンセプトは「定食以上料亭未満」で、気軽に贅沢な味わいを堪能できるという点で、訪れる人々に驚きと感動を提供します 。扱う食材全てにこだわり、卓上の塩や一味、山椒、高級卵、高級海苔が食べ放題というサービスも特徴です 。

『浮世離れの島ドロボー』と称されるこの店は、その名の通り、日常からかけ離れた非日常的な空間が最大の魅力です 。淡路島の海鮮や牛肉にこだわり抜いた料理は、『定食以上料亭未満』というコンセプトが示す通り、気軽に贅沢な味わいを堪能できるという点で、訪れる人々に驚きと感動を提供します 。卓上の塩や一味、山椒、高級卵、高級海苔が食べ放題というこだわりは、細部にわたる品質への追求を感じさせ、シンプルなご飯と海苔、卵だけでも感動を与えるという自信が、この店の隠れた実力を物語っています。まさに、知る人ぞ知る美食の隠れ家として、特別な食体験を求める方におすすめです 。
公式Instagram
店舗情報
- 住所: 兵庫県淡路市志筑3020
- アクセス: 津名・一宮インターチェンジで、車で15分
- 電話: 0799-70-9105
- 営業時間: 11:00 – 20:00L.O. 19:30
- 定休日: 不定休
- 備考: 淡路島の海鮮や牛肉にこだわった非日常空間。「定食以上料亭未満」がコンセプト。卓上の塩、一味、山椒、高級卵、高級海苔が食べ放題 。 駐車場あり10台 各種キャッシュレス可
- ホームページ:https://www.shichicafe.com/shima_dorobo/
淡路島ドライブを最高の思い出に!旅のヒント
淡路島でのドライブは、美味しい食事と息をのむような景色、そして心温まる出会いに満ちた、忘れられない体験となるでしょう。この島は、訪れるたびに新たな発見がある、まさに「何度でも行きたくなる場所」です。素敵な宿泊施設も温泉旅館からペンション、リゾートホテルまで何でもあるので宿泊してもいいですよね、
旅の計画を立てる際は、紹介したお店の営業時間や定休日が変更になる場合がありますので、訪問前に必ず電話や公式SNSなどで最新情報を確認することをおすすめします。特に人気店では、予約をしておくことでスムーズに利用でき、限られた旅の時間を有効に活用できます。
淡路島の豊かな自然と食の恵みを存分に味わい、心に残る素敵なドライブ旅をお楽しみください。